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イラク人質事件の本質は【04.04.10】
すばらしい行動力、この青年の命をまもれ
人質事件のニュースが飛び込んでから、1日半たちました。日本中の人々が「何とか助かってほしい」と祈るような気持ちでいる、私もその一人です。3日という期限の後がどうなるのか、考えるとじっとしていられません。
こんなに全土が緊迫した状態なのに、「非戦闘地域」とはよく言えたものです。自衛隊は、もし人質事件がなかっても、もうイラクの情勢はすでに撤退するべき時期なのだということを、政府もマスコミも認識すべきです。
それにしても、18歳の今井紀明君、「いまどきの」青年の中でも、すばらしい感性と行動力、広い視野とヒューマニズムに、感動しました。この前途有為な青年の命を、小泉の勝手な理屈で奪うようなことがあってはいけない。高遠さん、郡山さんも、すばらしい人物です。彼らは「命令」でイラクに行ったのではありません。彼らこそ「人道」の思いから、あえて危険な場所に飛び込んだのです。3人の命と政府のメンツを天秤にかけることはできません。
広域連合の継続か、鈴鹿市単独か
鈴鹿市、亀山市、関町の2市1町で「鈴鹿亀山地区広域連合」という組織を作って、5年になります。している仕事は「介護保険事業」だけで、それ以外にはありません。いわば中二階のようなもので、たとえば介護保険の改善について、鈴鹿市議会で質問すると「それは広域連合で」、広域連合の議会で質問すると「2市1町で相談して」と責任ある答えもできないのです。私たちは、広域連合の最初から「鈴鹿市は自分で何でもできる自治体だから、わざわざ広域にする必要はない」と反対しました。
今回、来年1月に亀山市と関町が合併を予定していることから、広域連合をどうするのか、考え直すことになりました。4月15日の市議会議員懇談会で議論されます。結論は6月をめどとしています。
日本共産党市議団は、地方行政の大きな柱の一つ、介護保険事業を、鈴鹿市単独でできないのは良くない、との立場から議論に参加します。
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