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新庁舎の議会は「対面式」議場に【04.08.16】

スクリーンでの資料映写も可能に

町内の盆踊りが行なわれました。建設が進んでいる市役所新庁舎の14.15階議会部分について、13日の各派代表者会議で論議がありました。本会議場は正面演壇に対して議員の質問席をもうける「対面方式」を採用することになりましたが、議員席や傍聴席から、発言する議員の顔が見えるように正面上部の壁に映像を映すスクリーンを取り付けることになります。このスクリーンには、資料を写すこともでき、より分かりやすい議会になります。テレビ中継ともあいまって、住民に開かれた議会にするために、新しい議場や設備にふさわしい議員の活動も求められます。

鈴鹿市が地方交付税「不交付」団体に

浴衣姿の子どもたち国から地方自治体に配分される「地方交付税」が、今年は鈴鹿市はもらえないことになりました。交付税配分の計算で、「基準財政収入額」が「基準財政需要額」を上回り、いわば計算上の「黒字」になったためです。ホンダの業績が好調で、法人市民税が大きく伸びたことが、最大の要因です。
それでは鈴鹿市は「金持ち」自治体になったのかというと、そうでもありません。国の計算に使う数字や係数がどんどん悪いほうに変えられているので、ふところの状態は変わらないのに、下がったラインよりちょっと頭が出たのです。市がかかえる莫大な借金が減ったわけでもなく、財政の厳しさは依然として同じです。
しかし、見方を変えれば、一昨年まで叫ばれていた「合併しないと鈴鹿市は大変だ」論がまったく当っていなかったことが証明された、と言えます。すなわち、単独自治体として自立する道を選んだ判断が、正しかったのです。ムリに合併して財政も町づくりも行き詰まっている自治体が多くある中で、このことは市民に誇ることができると思います。

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