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国民健康保険は市民の健康まもれるか?【04.08.20】
運営協議会で15年度決算を審議
19日、鈴鹿市国民健康保険運営協議会が開かれました。この協議会は、市民(被保険者)代表3人、医師・薬剤師代表3人、社会保険代表3人、市議会代表3人で構成し、今年は私が会長をしています。この日も会議の議長をしながら、いろいろ意見を述べました。
議題となった「平成15年度国保会計決算」は、国保税の大幅値上げ(平均20%)をした影響で、収納率が前年よりさらに下がって、一般分で84.82%という報告でした。約15%の市民が滞納していることになります。国民年金の未納ほどではないが、これは大きな数字です。医師の委員からは、滞納者に出される「資格証明書」の扱いに苦慮しているとの意見が出されました。保険証で受診すれば3割負担のところを「資格証明書」は10割、全額負担となりますが、国保税を払えない人が医者代を払えるはずがなく、医師側の「泣き寝入り」となるそうです。委員は「払えるように減免をしてほしい」と要望していました。
また「人間ドック」事業についても、15年度は1355人受診、脳ドックは86人受診との実績が報告されました。これについても、受診数を多くすることが医療費を抑えることにつながること、また受診者負担を下げて受けやすくすることなどの意見が出されました。
「支払準備基金」(貯金)残高が4億4千万ほどあるのは、当初の予算ではゼロになる見通しが、良い方に外れたのですが、それなら国保税の値上げを押さえられたのでは、との疑問が残ります。
「国民」と頭に字が付いているのに、国が責任を持とうとせず、出すべき費用を次々減らし住民と自治体にすべてしわ寄せしている、この悪政がいまや誰の目にも明らかになっています。
椿小学校の体育館改築の陳情に同行しました
19日、椿小学校区の役員さん方とともに、体育館改築の要望を川岸市長、南条議長に行ないました。椿小の体育館は1972年に建てられ、30年余たっています。今の耐震基準には適合せず、補強ではなく全面建て替えが必要になっています。
役員さんからは「コンクリートが欠けて落ちてきた」「避難所に指定されているのに、かえって危ない」などの、切実な声が出されました。
川岸市長、水井教育長は、現状は良く分かっており、17年度からの3ヵ年の計画に入れるとの答えがありました。教育委員会は全学校の耐震調査を終え、改築や補強の計画を立ててはいますが、問題は市財政がきちんと対応できるかどうかです。
改築計画では、椿小の次が私の地元・深伊沢小になっていて、椿の改築を急げば深伊沢の改築も早まるという関係になりますので、力を入れたいと思います。
市職員OB会、「三菱のバスは乗りたくない」
18日、市職員のOB会「同友会」の役員会に参加しました。私は年はまだ若いですが、34歳で退職したのでOB歴は18年と長いのです。会場に入ると、かつての上司、先輩の方ばかり、皆さん現役の時より元気な顔をしていました。加藤前市長の顔も見え、久しぶりのごあいさつをしました。現役のときはきびしい追及をしたこともありましたが、引退すれば単なる「元上司」です。
会議では「秋の一泊旅行」が議題となり、河口湖、富士山方面の計画が出されましたが、役員の中から「コースや旅館は執行部に一任するが、バスだけは『三菱ふそう』以外のバスを使うよう、特にお願いする」との意見が出されました。「温泉の湯が少々おかしかっても命に別条ないが、タイヤが外れたらこわいでなあ」と、同調する声が多くありました。まだまだ元気な皆さん、死ぬのはずっと先の予定らしいです。
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