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図書館サービス、水道料金などを質問【04.09.9】

遅れている三重県の図書館、全国レベルに

100万人突破の垂れ幕をつけて走るCバス9日本会議で、一般質問に立ちました。今回のテーマは、@県営水道の料金見直しについて、A新庁舎周辺の道路問題について、B図書館全域サービスについて、の3点です。
第1の問題は、来年度に向けて県企業庁は料金をどうしようとしているのか、聞きましたが、今のところは「値上げ」とは聞いていないとの答弁でした。私は「企業庁は『料金の平準化』を言っているが、影響はないか」とも聞きましたが、まだそこまでは明らかにされていないようでした。『平準化』とは、路線ごとに違う料金、たとえば木曽川用水の基本料金が1トン当たり1020円、三重用水は3300円と大きな差があるのを均らしていこうということです。そうすると安い方の水を多く使っている場合は「値上げ」になります。私は「今後の企業庁との協議など、すべて公開し報告すること」を求めました。
第2の問題は、新庁舎が完成後の立体駐車場の出入が非常に混雑するのではないか、今のうちに対策を、と求めたのです。答弁は、立体駐車場の第2期工事のありかたを再検討する、とのことでした。

Cバスの停留所には地元の人が花をかざっています第3の問題について、私は図書館の本館に加えて東西南北に分館を設置して、市民全体にサービスを、と求めました。その際に考えるべきモノサシとして、日本図書館協会の「望ましい図書館の設置基準」を提起し、このレベルを目標にすることを求めました。この「望ましい基準」は、たとえば鈴鹿市の20万人で算定すると、蔵書冊数は70万冊、図書購入予算は1億円と、今の3倍ぐらいの開きがあります。私は「三重県にいると、鈴鹿市の図書館はがんばっているほうに入るが、全国レベルでは遅れた方になる、せめて全国平均レベルあたりを目標にして、全域サービス計画を作ってほしい」と要求しました。文化振興部長は、今度の総合計画に向けて重点項目として位置づけていくと答弁しました。

がんばれ伊藤選手、パラリンピックの壮行会

伊東智也選手の壮行会9日、アテネ大会のマラソンなどに出場する伊東智也選手の壮行会が、市民会館で開かれました。伊藤選手はこれまでの多くの大会で優勝してきた自信を示し、「かならず皆さんの期待に答えます』と、力強く決意を語りました。その緊張もせず自然体の落ち着いた態度を見ていると、何度かの試練を乗り越えた人特有の、強い人生観が伝わってきます。

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