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入口は「中学校給食」、出口は「業者弁当」のおソマツ【04.09.23】

9月議会が終わりました

ようやく秋の空になってきました22日で市議会9月定例会が終わりました。本会議後、議員懇談会が開催され、急浮上してきた「中学校ランチサービス」についての説明と議論が行なわれました。
昨年6月議会で当時の山下教育長が、「中学校給食の実施に向けて検討を始める」と表明し、その後「検討委員会」で論議が行なわれましたが、9月に出された答申の結論は、なんと「業者弁当の販売」という、まったく期待外れのものでした。
それも検討委員会の議事録を見ると、第1回目から「弁当販売」ありきの運営で、「給食」は看板だけのものでした。
これはペテンではないかと、9月議会の中でも森川議員がきびしく追及しましたが、とりあえず来年度から「ランチサービス」という名で試行する、との一点張りの答弁に終始しました。
来年度から3中学校で試行するという方法は、@家から持ってくる弁当、この業者弁当、パン販売、のどれかを生徒が自由に選ぶ、A業者弁当は市の栄養士が作った献立に従って調理し、1か月分のメニューを生徒に選ばせる、B料金は400円以内にするが市は補助はしない、などです。

いかにも安直、拙速なやり方だ

山栗がおいしそうです教育委員会は、このランチサービスの利用率は6〜15%ぐらいを見込んでいるとのことですが、よその町で始めたが不評で中止した所もあります。何よりも、全生徒を対象とせず、「選べる自由」などと言って教育的な位置づけを全面放棄した、そのいい加減な教育委員会の姿勢こそが大問題です。
こんな非教育的なものを学校現場に持ち込めば、混乱は必死です。これから、全市民的な議論を進めていかねばなりません。

亀山市との「広域連合」継続に10人の議員が反対

秋の花がつぎつぎ咲いてきます9月議会での重要議案であった「鈴鹿亀山広域連合」を今後も続けていくという議案が、22日の本会議での採決で、賛成21、反対10、で可決されました。7議員が討論に立ち、一昨年の「四日市との大合併」議案のとき以来の大議論になりました。
私は討論の中で、@広域連合は、もともと「押しつけ合併」の舞台にするために作られたが、すでに鈴鹿市は合併しないと決め、広域連合の存在意義はなくなった、A介護保険事業は、市民の顔が見える市直営の方式の方が良く、「中二階」のような組織は必要ない、などを主張しました。日本共産党のほかに、保守2会派も反対を表明し、「単独市政」を決断したこととの矛盾を指摘しました。

朝は空気もひんやり、花もいきいき

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