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成人式に思う【05.01.11】

イベントも工夫されて

市民会館に詰めかけた新成人たち10日の成人式の式典に参加しました。今年は会場の市民会館が、新庁舎工事のために外の広場がなく、参加者はほとんど会館内にはいって、客席もあらかた埋まるという、例年と比べても「まともな」式典でした。オープニングには鈴鹿太鼓の大音響で場内のおしゃべりを圧倒し、式典そのものも簡素にして、小中学校の恩師が次々出演する「ビデオレター」でみんなの目を引き、いいムードのうちに終わりました。
それにしても、主催者がいつも苦労するこの式典に、どんな意味があるんだろうか、と毎年考えさせられます。華やかな着物姿の若者たちに、明るい未来を語りかけられるような、そんな場はできないでしょうか。

毎年、日の変わる祝日では、めでたさもちょっと割引き

会場の外で、核兵器廃絶の署名をする新成人1月15日が「成人の日」とされていたのが、連休にするために変えられたのも、成人式の意義を薄めているのではないでしょうか?とくに私にとっては、自分の誕生日が1月15日で、この日が祝日であることを誇りに思っていたので、無念でなりません。「成人の日を元に戻せ!」の運動を起こしたい、賛同者を募集します。私ももうすぐ52歳になります。

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