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「心の居場所づくり」考える集い【05.01.26】
青少年育成市民会議の主催で
23日の午後、文化会館けやきホールで「健全育成の集い・心の居場所づくり・わたしたちにできることは」が開かれ、会場いっぱいの市民が参加して、熱心に議論が行なわれました。
基調講演では、水井教育長が「人間力」をキーワードに、学校・家庭・地域のそれぞれの役割の大切さを話されました。特に、子どもたちに基本的な学力「読み書き計算」をしっかり付けることを強調されたことが、印象に残りました。
その後、学校・家庭・地域・企業の代表のシンポジウムで、会場からの発言も交えながら、どう「居場所」を作っていくのか意見交換が行なわれました。
親・大人の「居場所」も大事な問題
会場からの発言で、一人のお母さんが、毎日子育てや家事に追われながら頑張っている母親にももっと応援を、と言われたのが、心に残りました。
子育て支援センター「りんりん」を見に行ったとき、楽しそうに遊んだり話したりしている親子に、「ここが出来るまでは、どこに行ってましたか」と聞くと、「ベルシティによく行ってました」との答えで、おどろいたことがありました。考えてみれば、地域に幼児を連れてゆっくり過ごせる場所がほとんどないのです。アパートやマンションで子育てしているお母さんは、孤立してストレスをためている人も多いそうです。
落ち着いて子育てができる環境づくり、親の居場所を考えることも大切なことだと思います。
石垣池に生息する鵜の群れです
木の枝に葉っぱのように見えるのは、みんな鵜です。
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