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火災被災者に連携プレー【05.05.15】

市役所も全力あげて

伊船から見る西の山11日夜、私が15年来いろいろ相談に乗っていたKさんの自宅が火事で全焼しました。Kさんは全盲ですが、マッサージをしながら自立して生活してきました。この日も夕食に魚を焼いた火がもとで、火事を起こしてしまったのです。さいわいKさんは軽症で済みましたが、住む家と家財道具がなくなってしまいました。
12日から私もKさん対策に走り回りましたが、市の障害福祉課、生活支援課がそれぞれがんばってもらい、当面は介護施設に短期入所、その後に市営住宅に入るということで見通しがつきました。
次に13日に、焼けた借家の大家さんから「焼け跡を片付けるので燃えなかった荷物を引き取って」との依頼。早くしようということで、市の両課の職員が大勢出て、トラックなどで荷物を市営住宅に運びましたが、あまりにも荷が多いので半分くらいはわが家の倉庫に預かることにしました。夕方の6時ころに何台もの車がわが家に到着、荷物を倉庫に積み上げて、何とか事態が収まりました。
関係する人々が「Kさんのために」知恵と力をあつめて、緊急事態を乗り切りました。「お役所仕事」とよく言われることがありますが、みんながその気になれば、「公務員」は本当に住民のために働くことができるのだと痛感しました。
昨年の台風や地震の際にも、日夜を問わずがんばって、いちばん役に立ったのはその町の職員です。民間委託や業務請負ではぜったいに出来ない仕事をするのが、「全体の奉仕者」である公務員なのです。

議会報告を配りながら、きがるに住民との対話

いま地元を回ると、新茶の香りがいっぱいです「すずか民報」3月議会報告を、バイクに乗って地元の各町に配っています。「やあ、ご無沙汰です、また何でも言ってください」と声をかけながら、ビラを渡します。共産党の議員は全国どこでもやっている、当たり前の仕事ですが、18年もやっているといろいろあるのです。私のような怠惰な人間にとっては、定期的に各戸に配るというのが面倒で、2回分まとめてとか、1回おきでとか楽な方法が流れがちになります。そこを「一刻も早く住民に知らせよう」という気になるまでには、けっこう「自分との戦い」があるのです。
しかし、何時間もかけて配り終わったとき、住民から「いつもありがとう」と声をかけられたとき、呼び止められて相談事に応じるとき、いわば自分の「初心」に立ち返る瞬間を感じるのです。
スーツを着てネクタイをして議会その他に出かけ、「先生」とか「議員さん」とか呼ばれてVIP待遇のようなムードに慣れてしまうと、どうも「初心」がどこかに忘れられそうになります。私にとって、そんな気分を改めるのは、住民との直接の接点・「街頭宣伝」と「全戸配布」を行なう時です。50を過ぎてちょっと体力的にきつくなってきましたが、これだけはこれからも頑張っていきたいと思っています。

深溝町で、なかなか面白い庭を発見しました

ちょっと韓国風な感じです

造園屋さんが多い地域、それぞれ個性があります


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