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議会役員改選おわる、九条の会学習会【05.05.18】

今年は生活産業委員会に

ネギボウズ16日、17日に臨時議会が開かれて、恒例の役員改選が行なわれました。今年は議長選挙に山本孝氏(4期)が立候補、対立候補がなく本会議での信任投票で当選となりました。副議長には竹口真睦氏(3期)と大西克美氏(2期)が立候補、投票の結果18票対13票で大西氏が当選しました。私は期数の多い竹口氏の方に投票しました。
今回の役選は、大きな対立や波乱もなく、淡々と進みました。今期は年末に完成する新庁舎に入るので、山本氏は新議長室、新議場の議長席に最初に座る「特典」を得ました。また、新議場での議会運営を考えるための「議会改革特別委員会」が設置されました。
日本共産党市議団の、新しい所属は次のとおりです。
【石田秀三】 生活産業常任委員会・議会改革特別委員会・社会福祉協議会理事
【森川ヤスエ】総務常任委員会・地震対策特別委員会・国民健康保険運営協議会委員

「九条の会すずか」の第1回学習会に参加

九条の会すずかの学習会17日の夜、白子コミュニティセンターで「九条の会すずか」の学習会が開かれ、55人の市民が集まりました。この日はパネルディスカッション形式で、4人の方が「憲法ここが好き」というテーマで思いを語りました。
印象に残った発言としては、近藤由美さんの「父が戦災孤児だったことを知っているが、いまだに父からそのことをきちんと聞いていない」。鈴鹿市に空襲があったのは4回、それも「誤爆」で被害は一般民衆ばかりだったと「鈴鹿市史」に書かれています。合計の死者は29人、近藤さんの父上は昭和20年7月24日の算所町空襲で家族を失ったと思われます。つらい出来事は、60年たってもなかなか語れないものなのかと感じました。
重田隆康さんは、戦時中は東京に住んでいて、母親の実家である高崎へリヤカーを引いて疎開したこと。その実家は7人兄弟、母親以外の男の兄弟は、長男をのぞいてみな死亡、残った長男は戦後精神病になったこと。そんな体験を、多くの外国の友人たちに話していること。九条の持つ意味の重さを、淡々と語りました。
九条の会は引き続き、7月10日「戦争体験を聞く」、8月7日「被爆体験を聞く」と学習会を行なっていく予定です。

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