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ふしぎなコンサート「月夜風」【05.06.05】

伊船町の古民家で、ギターと琴と太鼓の響き

暗闇の向こうには、「風舞」を舞う美女が4日の夜、伊船町のヒロユキ工房で、小馬崎達也&PANGEAのコンサートが開かれました。昨年に続いて2回目ですが、こんな田舎の古い民家の中で、すばらしいライブを聞くことが出来ることを嬉しく思います。(昨年6月5日の記事を参照)
ギターも琴、篠笛も太鼓も、幽玄な薄明かりの中で一体となって古い家の中から広い庭先まで響き渡ります。アジアと南米と日本の音楽をミックスしたような、小馬崎さんの独特の世界にひたって、頭の中から癒されるような気がしました。

米倉斉加年、小林多喜二をかたる

熱く多喜二を語る米倉さん1日には、津市で「小林多喜二・早春の賦」三重公演にむけての「米倉斉加年・講演の夕べ」がありました。戦前のプロレタリア文学の旗手として活躍し、権力によって虐殺された多喜二を、現代の日本で見ることの意味を米倉さんは情熱を込めて話されました。
「役者の演技を見るのでなく、役者を通して多喜二を見る」そんな演出に心血を注いで作った芝居だと言うことです。若干28歳で殺された多喜二、その素晴らしい人間性がいまも多くのファンを惹きつけている、私もその一人です。6月29日の県総合文化センターでの上演が楽しみです。いっしょに観にいきましょう。

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