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中学校ランチサービス、考え直しては?【05.06.18】
やっぱり「完全給食」が、父母のねがいです
6月14日の市議会本会議で、私は教育問題について3つのテーマで質問しました。概要は以下のとおりです。
@5月から試行されている中学校ランチサービスは、1項当たり1日平均10食程度と、評判が良くない。2学期から全10校に広げることを見直して、再検討すべきでは。もともとのの原点である「完全給食」について、もう一度検討することを求める。
【答弁】この結果は想定範囲内であり、さらに改善をしながら全校実施をしていく。
A学校建設にPFI手法を使うことは、メリットがなく、建設時期が遅れることになる。従来の手法で早く神戸中、平田野中の建て替えと進めるべきである。
【答弁】今年はPFIが良いかどうかの調査をするので、その結果で判断する。ただしVFM(財政的なメリット)は小さいと予想される。
B障害児教育が「特別支援教育」に移行する予定だが、軽度発達障害児にも光を当てるという立派な理念の割には、文部科学省は人・予算・体制の充実をする気はなく現状のままで、これでは現場の混乱は必至である。
【答弁】市教委の認識も同様である。国に教員定数の増、加配教員を求めていく。
小泉構造改革のもとでの、教育へのシワ寄せがつぎつぎと
今回の質問テーマはそれぞれ別ですが、小泉流構造改革の流れの中で起こっている問題として共通のものがあります。学校給食を教育の一環としてとらえず、単なる昼食の提供とする考え方、民間資本に公共事業を丸々お任せしてしまうやり方、障害児教育への国の責任を「地方に出来ることは地方で」としてカネを出そうともしない態度、どれも腹の立つことばかりです。
地方自治体は、このような悪政をくい止め、住民の暮らしや権利を守ることが大事な役割です。お上のやることに、間違いは間違い、ダメなものはダメとハッキリ言うと共に、その悪影響から住民をどう守るのかに、いかに知恵をしぼるかが求められているのです。
ブルーグラスのライブコンサート、よかったです。
6月12日夜、鈴鹿ハンター近くのレストランで、ブルーグラスのライブコンサートがありました。古きアメリカの音楽・ブルーグラス、「電気楽器」は使わず、ギター、バンジョー、マンドリン、フィドル(バイオリン)、ベースという素朴な楽器で、大自然や人生、恋の歌を淡々と歌う、聞く人の心をホッとさせる温かい音楽です。
私は26年前「高石友也とナターシャセブン」の歌から、ブルーグラスのファンになりました。
ブルーグラスの「優しいアメリカ」、ブッシュ「帝国主義のアメリカ」、どちらも現実に存在しているという不条理。しかし私は、自然と人々の共生を堂々と歌うブルーグラスに、民衆の国・アメリカの本当の姿を感じるのです。
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