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今年も地区のまつりで歌いました【05.10.10】

1日だけ晴れた連休でしたが

まつりの舞台で熱唱する私、気分は坂本九。伊船東地区恒例の秋祭りが行なわれました。今年は公園での演芸大会やおどりは、9日の一日間だけということになりましたが、その分だけ中身の濃いまつりになり、大勢の人が参加しました。
私は今年も、演芸大会にギターを持って1曲歌ってきました。曲は「見上げてごらん、夜の星を」、自画自賛ながらうまく出来ました。盛大な拍手ももらいました。
この9日だけは良く晴れて、曲のとおり、きれいな星空の下でまつりは盛り上がりました。

映画「蝉しぐれ」に感動、「今どきの常識」を読んで共感

映画「蝉しぐれ」のパンフレットより10月に入って、楽しみにしていた映画「蝉しぐれ」が上映されています。東北のある藩の下級武士の生活、幼なじみとの恋と成長、権力争いの中で正義をとおす主人公の生き方、そして何よりも美しい山や川、農村風景、ゆったりと時間が流れていた時代、見終わってほっとする映画です。
藤沢周平の原作、黒土三男監督の映像、もう一度見たいと思う映画です。そういえば、山田洋次監督も、時代劇第3作を準備しているとか、楽しみです。
読んだ本では、香山リカ著「いまどきの『常識』」(岩波新書)に共感しました。このごろの世間の論調が、どうも自分の考えからズレていってるような感じがしていますが、私と同じように感じている人がここにいた!と嬉しく思ったのでした。
心理学者・香山さんはこの書の中で、日本人の頭の中が妙な方に急激に変わっていることに警告を発しています。その目次だけでも紹介します。
1.自分の周りはバカばかり、2.お金は万能、3.男女平等が国を滅ぼす、4.痛い目にあうのは「自己責任」、5.テレビで言っていたから正しい、6.国を愛さなければ国民にあらず。

人間の「やさしさ」、「人の身になって」、「共感」は古くさい?

このワラを束ねたものを、わが地方では「すずみ」と言います。「蝉しぐれ」や「たそがれ清兵衛」のような、「やさしさ」が人々の共感を呼ぶ一方で、「制裁だ」「自己責任だ」「加害者に人権など」「勝ち組」「負け犬」といった言葉が飛び交うこの頃ですが、いったい人間の幸せとは、どちらの方向にあるのでしょうか。私はそんなことは自明のことと思っていたのですが、それが「常識」ではなくなっていく社会、それが今の日本の姿なのです。

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