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自動車リサイクル工場が竣工式【05.11.18】
伊船工業団地に完成、操業はじめる
協同組合三重オートリサイクルセンターが完成し、18日に竣工式が現地でありました。このセンターは、使用済み自動車を解体、部品などを分別して再使用、再生する工場で、基本的に三重県中からの廃車を集めてリサイクルし、資源として販売するプラントです。敷地1万2千坪、床面積2千坪、処理能力(5年以内に)3万台/年を目標としています。
自動車生産・販売・修理など関係者が勢ぞろい
向井理事長、中田センター長があいさつと工場の紹介、川岸市長や自動車関係者が祝辞を述べました。「ゆりかごからゆりかごへ」という表現で、解体過程でゴミを出さず、リサイクル率を限りなく100%に近づけることを、目標として高くかかげることが表明されました。
造成後まったく売れずに困っていたこの工業団地も、リサイクルセンターはじめ自動車関連業者の進出により完売となりました。ただし、大幅な値引き、しばらくは借地でよし、市の立地補助金も支給という破格の優遇策があったから出来たのですが。まあそれでも、草ぼうぼうでいることよりは、ずっと前向きです。営業成績が良くなれば、土地の買い入れ、市税の収入などがあてになりますし、手作業を主とする仕事のため雇用も大いにすすむということで、結構なことです。
このプレス機で、車体を角砂糖のようにつぶします
解体もライン作業で効率的にします
解体した部品は種類別にコンピュータ管理され、販売されます
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