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あのシャープ亀山工場を見学しました【05.11.22】

最新のハイテク工場と、黙々と働く労働者

液晶画面用の大きな「マザーガラス」の説明を聞く21日、市議会恒例の全員での研修視察がありました。今回の視察先は、伊賀市にあるペットボトルのリサイクル工場と、亀山市のシャープ工場でした。
シャープ工場は広大な規模ですが、見学者はその一部だけしか見ることはできず、主に案内人の説明を聞くことが中心でした。液晶パネルの原理と作り方、テレビの組立てと検査ラインなどの説明を受けました。いま操業している工場よりも大きい第2工場が急ピッチで建設されています。
ほんの少し垣間見たラインには若い男女が張り付いていますが、すべて「協力会社」の従業員だということで、見回っている人だけが正社員です。報道されているように低賃金だとすれば、彼らは自分が作っている40万円以上のテレビを買うことは大変でしょう。議員の中でも、ここで作っているテレビを買っていたのは一人だけでした。

とても手が出ない値段の、テレビの陳列

電気屋のセールスマンのようです


ペットボトル再生業者も、過当競争の戦国時代に

倉庫に積まれたペットボトルの梱包伊賀の「よのペットボトルリサイクル株式会社」は、柘植の山の中にあります。けっこう大きな音がしますが、中は清潔です。各自治体や業者から集められてきたペットボトルはほとんどオートメーションの工程を通って白く細かい「フレーク」や「ペレット」になって、再生品の製造業者のところに送られます。
説明では、近ごろは同業者が増えすぎて休業・倒産する企業も出てきているそうです。この会社も鈴鹿市のものを扱っていましたが、今年は「入札で負けて」他社に取られたとのことです。

これが製品の「ペレット」です

キロ70円で売れているとのことです。これから繊維製品や容器製品になっていきます。

透明なビーズ玉のようです


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