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新庁舎展望ロビー、土日祝日も夜まで開放【05.12.15】

市議会本会議で前向き答弁

完成した新庁舎の全景、右下が立体駐車場からの通路です13日の市議会本会議一般質問で、私は@新庁舎の管理運用について、A資料館のネットワーク化について、B「国民保護計画」について、の3点を質問しました。
いよいよ1月にオープンする新庁舎について、私は鈴鹿市の新名所として多くの市民や来訪者に親しまれる建物にするために、最上階の15階展望ロビーを年中開放することを提案しました。当局はオープンしてしばらくの間は開放すると言ってきましたが、今回は一歩進んで「1年間は土日祝日の午前10時〜午後8時の間、市民に開放する」との答えでした。
鈴鹿には高層建築がないので、この新庁舎が唯一の展望台となります。鈴鹿の山々から伊勢の海、セントレア空港や名古屋のツィンタワー、遠くは御嶽山や富士山も(天気がよければ)見ることが出来ます。来年1月の7日からさっそく入れますので、みなさんどうぞお出かけ下さい。その前に、この23日にはオープン前の市民見学会が午前・午後の2回あります。使用前ですから「市長室」なども入れるのでは?これも必見です。なにせ100億円もの市民の税金が使われているのですから、「市民の財産」、みんながオーナーなのですから、遠慮はいりません。堂々とおいで下さい。また、わが日本共産党議員団の13階の部屋にも、ぜひお立ち寄り下さい。歓迎します。

しかし問題も多い新庁舎なのです

近くの御幣川のガケ下にある「湧き水」この新庁舎の致命的欠陥は、どこにも「食堂」がないこと。私は設計図のときから、せめて職員や市民がちょっと昼食をとる所ぐらいは作ることを訴えてきましたが、当局は聞き入れませんでした。ぜいたくなレストランを作れというのではありません。
1月4日から職員のみなさんは、家からの弁当か、業者弁当か出前か、めいめいで対策を取ることになります。また来庁した市民も、寒い中を数少ない食堂を探して出て行かねばなりません。この立派なオフィスビルと弁当持ちのアンバランス!いかにも鈴鹿的ではありませんか!!
他には、前の道路がすぐ渋滞しそうな立体駐車場、出入口が1ヵ所しかないので、とっくりの栓のようになって、中は空いていても入口で詰まってしまう心配があります。また、「2トン以上の車は、2階以上には上がれない」という欠陥も深刻です。ちょっとしたワンボックス車は全部アウトになります。そこらのパチンコ屋やスーパーの駐車場より不便とは!自動車の町・鈴鹿の名が泣きます。
以前から何度も警告してきた問題の解決なしで、オープンを迎えることになりましたが、いまだに「何とかなる」式の答弁しか返ってきません。必ず困って、対応を迫られることになるでしょう。

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