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追分町で産廃焼却炉問題がもちあがる【06.05.25】
廃プラスチックを燃やして「養魚場」の温水にするとの屁理屈
今年に入ってから追分町の農業地域の真ん中で、廃プラスチック処理施設とセットで、「養魚場」計画が進んでいて、連休前から地元住民の反対運動が広がってきています。
プラスチック処理施設のことは、私も3年ほど前から聞いていましたが、他所から持ってきて、処理して他所へ持っていく、ということでした。
ところが、その廃プラスチックを、隣に養魚場を作って、その温水を供給するための「燃料」にするというのです。すでに現地には、大きな焼却炉が建てられています。
「テラピア」という魚を養殖するなどというのは、産廃を燃やすための取って付けたような屁理屈で、誰が考えても「燃やす」ことが目的なのです。
とんでもないと住民が立ち上がる
追分町の住民は、自治会を中心に反対運動に立ち上がり、連休の間に周辺の道路に大きな看板をたくさん立てて、派手に運動を進めています。周辺の自治会も協力し、大きな署名運動になってきています。
行政側は今のところ、産廃は環境部、養魚場は産業振興部、建築確認は都市整備部というように、バラバラな対応に追われています。私は「各部署のタテ割りではなく、市として総体を見て『この施設は何なのか』という見解をはっきり示せ」と求めています。たたかいの本番はこれからです。6月議会が山場になりそうです。
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