<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

住民パワーが議会を圧倒【06.06.16】

追分町の住民が、大勢で議会傍聴

ユリの花6月14日の本会議一般質問の日、傍聴席は追分町住民や産廃問題に取り組む市民でいっぱいになりました。午前中の私の質問、午後の杉本議員の質問、さらに翌日午後の森田議員の質問と、どの時にも大勢の傍聴者が議場でのやりとりに注目しました。
私は追分町の廃プラスチック焼却炉について、「テラピアの養殖のためのボイラーなどと言うのは『偽装』で、目的は焼却にこそある」「業者側の言い分を認めることは、住民の利益に反することになる」と主張しました。
鈴鹿市は市民に、プラスチックゴミを分別してピンクの袋で回収させ、それを固めて燃やさずに埋立て処分しています。その量は1日平均10トンです。しかし今回、旭物産が「ボイラー」と称して焼却しようとする廃プラの量は、1日15〜30トンと言う莫大な量です。20万市民の出すゴミよりも多い廃プラを、毎日市内で燃やしたら、鈴鹿市のゴミ行政の前提が成り立ちません。市民は分別することもバカバカしくなってしまいます。
この事実を突きつけるとさすがに川岸市長も、大勢の住民の前で「地元の皆さんと連携して取り組む」と決意表明をせざるを得ませんでした。

なつかしい顔の皆さんと久しぶりの交流

鈴鹿の海・磯山海岸の風景私は28歳から32歳の時期に、この追分町のある深伊沢出張所で仕事をしていましたので、住民の皆さんのほぼ全員の顔が分かります。また反対運動の中心メンバーは、私と同世代の連中です。議場の外のロビーで「石田さん、たのむぜ」「いっしょに頑張ってな」と、久々のご対面をしました。ふだん地域を回っても、みんな仕事に出ているので、こんなに多くの人の顔を見ることは出来ません。表現は適当ではないですが、廃プラ問題のおかげで、楽しいひと時を持つことが出来ました。

Cバス南部路線をもっと便利に

CバスのチョロQ廃プラ問題とともに質問で取り上げたもうひとつのテーマは、Cバス南部路線の問題です。私の地域の西部路線は、全国的にも評判になるほど、利用者が多く定着していますが、南部路線は走り出して8ヶ月、成績が西部の半分ほどでとどまっています。
しかし成績の良い西部路線をモデルに、南部路線の目標を高く設定し「1便平均18〜19人」としたことに縛られて、あと2年間の実証運行期間に目標を達成できなかったら「本格運行をやめる」とされる危険性があります。私は、この高すぎる目標を、実態に合ったものに下げるとともに、住民がもっと利用しやすくなるような改善をすることを求めました。市側も、「乗客数だけで判断はしない」と答えました。

<< 活動日誌の目次に戻る印刷用画面 >>

 ご意見、ご感想をお寄せください。

このページの先頭に戻る

ホームページに戻る