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椿小学校の体育館改築、来年度に決定【06.12.27】

地元の建設推進委員会で設計図を検討

小岐須町に3軒、すばらしいイルミネーションのお宅が評判です26日の夜、鈴鹿市のいちばん山手の学校、椿小学校で、校舎建設推進委員会が開かれました。来年に建て替える体育館について、教育委員会が出してきた基本設計について役員さん方でいろいろ検討して、これからいよいよ実施設計、そして来年度中に建て替え工事という段取りになります。
新しい体育館は、今の建物より5割ほど広くなり、バレーコートが2面とれます。また14畳のミーティングルーム、ユニバーサルデザインの出入口、中2階の通路「キャットウォーク」は建物の外側(出窓方式)にするなどなど、いろんな工夫がされ、地元から出された意見もできる限り取り入れられています。
一つだけ、舞台の「引き幕」は設置しないとされたが、学習発表などの教育活動などには必要なものではないか、ということで、私が教委に尋ねることになりました。
今日、市役所で担当者に聞いたところ、「以前は付けていたが、費用の関係で最近は付けていない」との説明でしたが、付けられないものではなく、今後入札の結果で費用に余裕ができれば考えることになりました。

必要なものはすべて市の予算で負担

ここまでやると、もう感激の一言です私が議員になった当時は、学校や公民館の建設には「地元寄付」が当たり前で、1戸当たり5千円とか1万円とかの強制割り当てもありました。議会で「寄付がなければ建たない学校は、鈴鹿市立ではない」と質問し、以後の建設は必要な設備備品は公費で負担し、寄付に頼らないことが原則になりました。その後も辻井議員が「冷暖房の設置はいまや当然の標準装備」と、公民館のエアコンの市負担を実現しました。
今では当たり前のことですが、ほんの10年ちょっと前のことです。「市はハコだけ建てて、中身は地元で」が常識だったのですから、隔世の感があります。
このように施設建設では公費負担が原則になっているのに、一方で医療費や介護、障害者などの施策が、「受益者負担」の名で個人から取り立てるように改悪されています。これこそ時代に逆行するものです。

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