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障害児学級の卒業式【07.02.04】

明るい将来をめざして、晴れの卒業・進学

一人づつ紹介されて、大きな声で「ハイ!」3日、文化会館けやきホールで、鈴鹿市内の障害児学級の卒業生を送る会が行なわれました。小学校の15人、中学校の9人が舞台に上がり、在校生や父母、教職員の皆さんから祝福を受けました。一人づつ紹介され、得意なことや性格、将来の夢などが語られました。
それぞれの子どもの可能性をいっぱい引き出すための教育に、先生たちも保護者もいっしょに頑張っている様子が、会場を見渡しただけでも強く感じられる、あったかい式典でした。

発表会や作品展示会も開催

音もしっかり揃った和太鼓の演奏第2部は、卒業生も在校生も先生もいっしょに、中学校ブロックごとの発表会がありました。白鳥中ブロックは、石薬師の大木神社の和太鼓を力強く演奏しました。
さつきプラザでは、生徒の作品発表が行なわれていました。
木工の得意な子の作品は立派なもので、その子のためにお父さんが本格的な機械を導入し、脱サラで親子でやっていくという話も聞きました。
障害児教育は「教育の原点」。競争原理や「勝ち負け」ではない、本当のその子のために必要な教育をすすめています。しかし、卒業と同時に彼らは「競争社会」の中に放り出され、「自立支援」の名の下に「受益者負担」を取られるのです。こんな不合理を許してはなりません。

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