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18年度一般会計、11億円も黒字に【07.07.17】

団地の調整池に茂るホテイアオイの花


基金=貯金も増えて、147億円に!

医科大の薬学部に改修する電通学園跡地17日の議会全員協議会に、昨年度の一般会計決算見込みが報告されました。詳細は、9月議会に正式議案として出されてからの審議で明らかになります。
決算見込みによると、3月の最終補正予算額の552億円に比べて、歳入では4億円増の556億円、歳出では12億円減の540億円、収支差額から繰越5億円を引いて、出た黒字額は11億円にもなります。
さらに歳入増の中身をたずねると、税収が8億円、譲与税などの国からの交付金が10億円となり、その分、財政調整基金と減債基金を10億円繰り入れる予定が、不要となりました。さらに、黒字11億円のうち6億円を積み増しして、基金合計は147億円にもなります。
この決算の数字だけを見れば、鈴鹿市の財政はすばらしい健全財政だということになります。しかしその内実は、福祉や教育、国保や介護などのレベルを低いまま上げようとせず、ただせっせと貯金を膨大にしている、ということが出来ます。
その一方で、6月議会で不十分な議論の中で「医科大の薬学部に9億円」ポンと出すという気前良さも、この貯め込みがあるからです。市民のための施策はなかなかしないのに、市長がどこかで約束したことはスイスイ実行。こんな姿勢を、9月の決算審議の中で追及しようと思います。

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