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9月決算議会を終えて【07.10.04】

ちょっと遅れて彼岸花が満開です


決算の重要性がようやく認識されてきた

秋本番、コスモスが咲き出しました9月議会は、前年度決算を大きな議題として開かれ、各委員会での審議も2日間とって、十分な議論ができる体制が、はじめて採られました。私は生活産業委員長として、議事の整理が主な役目でしたが、たびたび副委員長に代わってもらって質問を行なうことが出来ました。やはり、議会は「議論」の場、議員は「議論する」人ですから、しっかりと発言できる保証が何より大事です。
議員になって20年目で、やっと決算が9月になりました。20年前は12月議会で、しかも決算特別委員会には入れず傍聴という扱いでした。
2000年に、11月臨時議会を開き決算を審議することになり、一歩前進しました。しかし日程は窮屈で委員会は1日のみ、また10月から翌年の予算編成にかかるという日程と合っていませんでした。
この間私たちは何度も、決算審議の前倒しと詳細な資料提示を求めてきましたが、やっと9月まできました。まだ資料や説明は不十分なことが多く、さらに改善を求めていきたいと思います。

映画「日本の青空」と鈴木安蔵

隣りで咲いたユリの花30日、津市で映画「日本の青空」を見ました。新憲法を制定する過程で、在野の憲法学者・鈴木安蔵を中心としたグループが出した憲法草案が、GHQが「押し付けた」とされる憲法案の元になった、つまり新憲法は日本人が作ったのだという歴史的事実を掘り起こした物語です。
この鈴木安蔵は、わが母校・静岡大学人文学部の教授で、私が入学したときにはもう居ませんでしたが、72年の衆議院選挙で初当選した共産党の栗田みどりさんが、静大に入って(当時は文理学部)この鈴木先生から平和憲法の教えを受けたことは、よく聞かされました。鈴木先生の推薦文が入ったビラを配りまくって、栗田先輩の当選を喜び合ったことが、懐かしく思い出されます。
映画を見て、鈴木安蔵が平和憲法の生みの親と言っても言い過ぎでない、立派な人物であったことを再認識し、もっと広く世に知らしめたいと思いました。

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