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妊産婦検診、来年から公費負担5回に【07.12.14】

三重県で各市町足並みそろえて

庄内の奥の里山12日の本会議一般質問で、福祉医療費、妊産婦健診についてただしました。
厚生労働省が本年1月の通達で「妊産婦健診は、14回必要であり、公費負担が望ましい」としたことを受け止めて、鈴鹿市もいま2回しか行っていない公費での健診を、大きく引き上げるべきだと求めました。
市の答弁は、「県下市町で協議を重ね、来年度からは統一して5回に増やすこととした」とのことで、これは前進であります。しかし、5回というのは、通達で「財政事情がきびしいところは、最低でも5回はおこなうように」とある但し書きによるもので、最低の水準だということです。私は「財政事情の良い鈴鹿市は、5回に上乗せをして14回に近づく努力を」と主張しましたが、答えはありませんでした。
となりの愛知県を見ると、大府市や豊田市は14回など、財政力によって差があり、最低水準でまとめていません。秋田県は10回と高い水準で統一しています。三重県の中で、鈴鹿市が先頭を切ることはいけないことのように考えているのは、不思議です。

良いことは先頭切って進めよう

ちょっと髪型がヘンな二宮金次郎(椿小)さらに「妊産婦の歯科健診」も、1回公費でやっている所が他県では多い、また「里帰り出産」の場合、他県で健診を受けても、あとで公費を出す償還払いもしているので、鈴鹿市でも行うよう求めましたが、これにも答えなし。
「鈴鹿に住んで良かった、鈴鹿に住みたい」とのスローガンが泣くような、芸のない行政姿勢です。よそ並みの水準だったら良し、それ以上は贅沢だ、という観念が染み付いているのではないのでしょうか。

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