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強きを助け弱きをくじく?生活保護行政【08.02.18】

介護タクシーの不正請求、市の弱腰も一因

鹿児島・長崎鼻でのフラミンゴショー鈴鹿市の生活保護受給者が利用した介護タクシーの不正請求について、15日の市議会全員協議会で報告がありました。
説明では、業者側の不正請求を市が見抜けなかったということでした。しかし、私が「こんな大きな金額をチェックできないはずがない。北海道のような、受給者や業者のほうからの「圧力」「おどし」があったのではないか」とただすと、「大声で騒がれた」などの背景があったこと、担当者が圧力を感じたことがあったと答えました。
これが事実だとすると、この不正請求問題は「チェックできなかった市側のミス」ではなく、「業者・受給者・市担当者がグルになった不正」事件となり、本質が変わります。

受給者が死んだその日に「アパート替われ」

熊野古道・馬越峠から尾鷲の海をのぞむ12日、私が相談にのっていた生保受給者の方が亡くなったとの連絡が、奥さんからありました。そして「担当の方から、一人所帯になったので今より安いアパートに替われといわれましたが、どうしましょう」と聞かれました。
私は「そんなことを、葬式も終わってない時に言うべきことではない。今どきアパートがうまくすぐに見つかることもないし、引越しも大変、住む環境も変わるから、ゆっくり考えてからでいいですよ」と答えましたが、なんという情けない行政かと怒りを感じました。
声の大きい者には言いなりになって何千万円もの不正支給、年とって夫が亡くなった弱者に、その日に情け容赦ない言葉をあびせる、これぞ「強きを助け弱きをくじく」逆立ち行政の典型です。
重箱の隅までチェックする生保行政が、巨額の不正請求をノーチェックで見逃した!その病根を徹底追及する必要があります。

長尾淳三君と熊野古道を歩く

14日、前東大阪市長の長尾淳三君らと熊野古道を歩きました。昨年秋の出直し市長選挙で惜敗した長尾君、事後の後始末、心身の疲れの回復でやっと出て来れるようになったので、榊原温泉の湯に浸り熊野古道散策という小旅行に誘いました。
海山町の道の駅に車を置いて、馬越峠へ石畳の道を歩きました。峠から天狗倉山まで足を延ばし、急斜面を大汗かいて登ると、尾鷲の町や海を見下ろす絶景が目の前に開けます。すばらしい風景を眺めながら食べる「さんま寿司」の美味いこと!
これからの新たな目標に向かう気分転換になったと、長尾君は元気に帰っていきました。私もまた心身のリフレッシュができました。

天狗倉山の頂上で


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