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3月議会、道路問題と市長退職金で質問しました【08.03.12】
4年間で1900万円の退職金は「高い!」
11日本会議の一般質問で、私は川岸市長に高額な退職金は廃止せよと提言しました。
昨年4月末で1期目の任期を終えた川岸氏は、退職金として1904万円、税引きの手取りでも1688万円を受け取りました。このまま2期目が過ぎると、また3年後に同じ金額をもらえることになります。
私は2004年6月議会で、同様の質問を行いましたが、その時市長は「見直し」をすると答え、その後条例改正で「20か月分」支給を10%へらして「18か月分」にしたのでした。今回私は、「見直し」ではなく「廃止」に踏み切ることを求めましたが、答えは「見直す気はない」というものでした。その理由として、4年前は一般職員も賃下げ、ボーナスカットなどがあったが、今回は回復している、また支給割合は鈴鹿が県下でいちばん低い、などと述べました。
私は、横並びの役所的な発想ではなく、市民感覚、市民の常識に照らして、こんな特権的なことは許されないと考えるべきだと批判しました。引き続きまた問題にしようと思います。
20年かかっても完成のめど立たない道路
私の地元を通る国道306号線の伊船バイパス、名阪鈴鹿インターにつながる県道神戸長沢線(中央線延伸バイパス)、どちらも重要な地方道ですが、着手して15年、20年もたつのにいまだに完成開通のめどが立ちません。
一体いつまでに完成するのかと聞いても、306号はあと3億円、3年で何とか完了とは言いましたが、神戸長沢線は金額も明らかにされませんでした。
先日、新名神高速道路が亀山〜草津40キロ区間開通しました。わずか2キロや4キロの地方道よりもずっとあとで着工したのにお先に完成です。1メートル1千万円という莫大な工事費が投入されました。こちらは3億円を3年かけてやっと取れるかというみみっちさです。
問題の「道路特定財源」が、毎年5兆円以上あっても、ちっとも生活道路に回ってこないことが、一目瞭然です。一般財源にして、地方の生活道路や市民の暮らしに回すことしか、解決の道はないのです。
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