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9条の会すずか3周年「歌と講演のつどい」【08.04.20】

500人を超える参加で盛り上がる

笠木透と雑花塾のコンサート20日午後、9条の会すずかの結成3周年を記念して、文化会館けやきホールで「歌と講演のつどい」が行われました。私は世話人の一人として、受付のチケットもぎりの担当でしたが、開場の1時前からどんどん人がやってきて、開演の1時半にはチケットを切るハサミが追いつかないくらいになってきました。
これまで、多くて200人くらいの集客力だった鈴鹿の会としては、500人の会場は大冒険でしたが、主催者もびっくりするくらいの参加で、「9条守れ」の世論がこの3年で大きく成長していることを実感しました。
出演者も、私の年代にはなつかしい「笠木透と雑花塾」、そして私と同年の小森陽一さんで、出口で入れてもらったアンケートでも「良かった」「よく分かった」との声があふれていました。

夏目漱石と9条との意外な結びつき

小森陽一さんの講演小森陽一さんは、「漱石を語り、9条を語る」お話でした。どんな話なのか疑問でしたが、聞いて納得でした。100年も前に夏目漱石がイギリスや日本での経験から、文明国が植民地獲得のために軍事国家となっていく危険を見通していたこと、今の世界、今の日本にも通じるきびしい批判のまなざしを持っていたことが分かりました。
文学研究者が9条の会の事務局長になっていることの必然性、漱石を研究すれば9条を守る信念を持つにいたる、そんな話がとても新鮮でした。

大津市から鈴鹿Cバスの見学に

お茶の新芽が出て、きれいです。19日、大津市の共産党市議団と住民15人が来市、土曜日なので市役所の代わりに私と森川さんとでCバスの説明と案内をしました。大津市でも、中心部から外れた両端の地域は、バス路線が廃止されてひじょうに不便になっているとのこと、鈴鹿のCバスを見習って運動を進めたいとのことでした。
鈴峰公民館でビデオを見て説明をして、実際にバスに乗ってもらいました。椿線と庄内線をあっちこっちと乗り換えて、終点のショッピングセンターまで行き、折り返して戻り、片道200円で往復2時間乗りっぱなしでした。
私も全線ぐるっと乗ったのは、スタートの試乗会のとき以来で、わが町を走るバスの良さを再認識しました。

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