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2009年を「チェンジ」の年に!【09.01.10】

南国土佐の「いごっそう」に学ぶ

桂浜から太平洋を眺める坂本竜馬像年末年始は、「派遣切り」の労働者や母子家庭の住む家さがし、交通事故で入院した人のお世話などで明け暮れました。これまでの相談活動で知り合った人たちに、わが家でついた餅を配ったり、こんなご時世にせめて明るい気分で正月を迎えて、との気持ちで年越しをしました。今年は「紅白」など見る気分にもなりませんでした。
そんな中で、久々の明るいニュース!相談やお世話をしてきた母子家庭のOさんの娘さんが、この春からある市役所に就職するとのこと。この4年間、よく頑張りました。困難を山ほど抱えて途方に暮れていた親子が、明るさと希望を失わず努力を重ねて、やっとつかんだ「普通の生活」。わが娘のようにうれしくて、わが家の新年会に招待して、みんなでお祝いしました。
そして正月明けに、恒例の夫婦での格安旅行、今年は四国に出かけました。徳島から高知、足摺岬から松山へと3日のバスの旅を楽しみました。
南国土佐は、自由と民権のメッカ、坂本竜馬や板垣退助はじめ、近代日本の礎となった人物がたくさん出ています。そんな土佐の空気を胸いっぱい吸ってきました。

あの「上田庄三郎」の碑も

四国最南端・足摺岬最後の清流・四万十川を越えて最南端・足摺岬から少し回った土佐清水の竜串の観光施設のかたわらに、「上田庄三郎の碑」が建っていました。あの上田耕一郎・不破哲三兄弟の父親は、この土佐の出身なのでした。大正時代に自由な教育を実践した「上庄」は、今もこの地域の人々の誇りなのです。
太平洋に向かって、そのかなたの広い世界を展望して日本のあるべき未来を論じた、スケールの大きな偉人を輩出した土佐。魅力にあふれた町と自然を味わってきました。鰹と酒もうまかったです。

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