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ホンダ本社に「期間社員雇い止め」撤回を要請【09.02.10】

期間工は「臨時社員」ではないという、妙な理屈

ホンダ本社での話し合い、一番右が石田2月9日、早起きして東京・青山のホンダ本社への要請に参加しました。衆議院議員の塩川、赤嶺両議員と瀬古ゆき子さん、中野たけしさん、埼玉と熊本の議員や党機関の皆さんとともに、1時間余にわたってホンダ幹部と意見交換しました。
ホンダ側は、「苦渋の選択」「心苦しい」と言いながらも、「先が見えない」「「解雇ではなく、有期労働契約の満了」という弁解をくり返しました。
また、6兆円の「内部留保」を言われるのがよほど気になっているのか、内容を説明して「現金は7394億円、棚卸資産1365億円、あとは土地や建物など、そして負債が7.6兆円もある」などと釈明しました。塩川氏が「配当金を1560億円も出している」と指摘しても、それには答えませんでした。
私が「組合との協約で臨時社員は正規の1割以内と決めているのに、現場は3割、4割にもなっている」と聞くと、「それは考え方の違い、期間工は臨時の数に入れていない」という答え。「それでは期間工は、どういう存在なのですか?」と聞いても答えはありませんでした。

衆議院予算委員会を傍聴しました。

予算委員会で追及する佐々木憲昭議員ホンダ本社への要請のあと、厚生労働省へ回ってホンダ問題での行政指導の申し入れ、また介護保険での要望などを行いました。
その後、ちょうど佐々木憲昭議員が予算委員会で質問に立つというので、初めて傍聴に行きました。傍聴券をもらって荷物をロッカーに全部入れて、胸にリボンをつけて、迷路のような通路を登って、やっと委員会室にたどり着きました。
前列には報道のカメラがズラリ、すぐ近くに麻生首相や桝添厚生労働大臣の姿が見えます。カメラのモニターをのぞくと、いつもテレビで見ている風景になっていますが、現場にいると、会議室の隅まで見ることができ、頻繁に出入りする役人や、後ろで居眠りしている議員も全部見えます。
私の後ろには、佐々木議員が追及した三菱電機で派遣切りされた当事者が座って、佐々木議員の堂々たる追及を泣きながら聞いていました。
まさに日本の政治が日々動く最前線、国会の花形・衆議院予算委員会、そして国民の代表として頑張る日本共産党議員、貴重な体験をした一日でした。

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