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議会レポート165号を発行しました。【09.05.28】

議会役選結果、生活保護・就学援助の急増など

深溝町の神明社に咲くシャクナゲ議会レポート165号は、第1面で5月臨時議会の役選結果、私が所属することになった文教福祉委員会、広域連合議会の現在の課題についての報告です。
第2面では、生活保護申請が昨年末から以上に増えていること、就学援助も児童生徒の1割近くに伸びていることなど、市民の「貧困化」が進んでいる実態について、第3面では、市職員の6月ボーナスカットがルール違反の方法であることと、北朝鮮問題について蓮池透さんの著書の紹介です。
第4面「ずいそう」は、最近見た映画「グラン・トリノ」「60歳のラブレター」の感想を書きました。どうぞお読み下さい。

蓮池透さんが「拉致被害者家族会」から離れた理由

蓮池透さんの著書「拉致」第3面に書いた、北朝鮮問題についての蓮池透さんの著書「拉致」(かもがわ出版)を読んで、私がこのごろ疑問に思っていたことがスカッとしました。
北朝鮮が何か問題を起こすと、「家族会」があたかも政党のような見解を出してトップニュースになること、政府の見解も同様になってしまうこと、帰国した拉致被害者と家族が姿を出さなくなったこと、などなど、蓮池さんの本で「なるほど」と理解できました。
右翼的なイデオロギーで固まった「救う会」と、それに引っ張られて変質した「家族会」、そのご機嫌を伺う主体性のない政府、これでは拉致問題の解決も、核問題も国交回復も進まないのは当然です。
たしかに北朝鮮は独裁国家で、すぐに軍事優先の対応に出る物騒な国ではあります。しかし、そんな相手だからこそ、こちらがスジを通して話し合いを進める態度を貫くことが大切です。それを圧力だ制裁だと勇ましいことを言うだけで、対話の姿勢も何の戦略もない態度では、交渉が進むはずがありません。
蓮池さんのような良識ある意見を、マスコミは正当に扱うべきです。

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