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官製ワーキングプアの労働条件引き上げを【09.06.11】

正規職員の代替なのに、賃金は半分

地元での議会報告会10日の本会議一般質問で、もう一つ「官製ワーキングプア」を取り上げました。いま市役所の職員の中で、正規職員以外に、嘱託職員240人、臨時職員380人が働いています。この非正規職員の賃金は、嘱託で14万円〜18万円程度、臨時で時給720円〜1050円となっています。職種によって差がありますが、正規職員の半分ほどで、何年働いても昇給せず、どんどん格差が開いていきます。
正規職員は、今年ボーナスがカットされ、年4.3ヶ月となりましたが、嘱託職員はもともと年1.85ヶ月と、半分以下です。
鈴鹿市の「職員定員適正化計画」(H18)で、嘱託・臨時の位置づけを「定型的な業務、補助業務、一時的な業務」としていますが、実際には保育士、司書、学芸員、保健士など資格をもって正規と同じ仕事をしています。つまり、正規職員の代替として正規並みに働き、待遇は半分以下という不当な扱いになっているのです。
民間企業で問題となっている、非正規労働者と同じ構造が、公務員の中にもあり、いつの間にかこんなに大勢になっているのです。
私は「本来正規にすべき人たちだが、すぐに出来ないのなら、せめて給料を引き上げるなどの待遇改善をすべきだ」とただしました。

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