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補正予算、保育所や学校の環境改善すすむが・・【09.06.17】

先送りだった保育所、公民館改築が前倒しに

6月13〜14日に鈴鹿を通った国民平和大行進17日、文教福祉委員会で09年度第1次補正予算の審議を行ないました。国からの5億円余の交付金を受けての事業予算ですが、内容は必要なものがほとんどです。国は「バラマキ」でも、市では住民のための仕事に使うのです。しかし、この大盤振る舞いの財源は借金、しかも3年後の増税でつじつまを合わせるというのを知りながら、予算に賛成するのは複雑な心境です。
もともと今年やる予定だった事業が、補正で復活しました。一つは、河曲保育所の建て替えです。(総額4億円)老朽化いちじるしい保育所の新築は、近年なかった画期的なことです。2階建ての立派な園舎で、「子育て支援センター」「一時保育」も専用の部屋を設け、調理室や職員室も広くなります。現園舎を壊して園庭も広く取り、なかなかよい環境になります。
もう一つは、白子公民館の増築で、大きな白子の町に見合った公民館にと、大きな一部屋をとり、かねてからの懸案事項だった「男女別トイレ」がやっと実現します。(4600万円)
また、平田野中の体育館の「雨漏り」改修(1590万円)も着手、先送りとなった移転新築までの時間稼ぎになります。

「電子黒板」が登場、全小学校に1台づつ配備

まる2日、津まで歩きましたその他では、教育委員会があらたに「電子黒板」というものを導入します。これは50インチの大画面にパソコンをつないで、画像を映すとともに、画面にタッチして字を書いたりいろんな操作ができるというもので、テレビの「天気予報」でやっているような感じで、授業に生かせます。
30の小学校に1台づつ配備し、予算が2477万円、1台当たり80万円!けっこう高いものです。どのように使うのか、マンモス校にも小規模校にも平等に1台で良いのか?などの議論がありましたが、文部科学省が2分の1補助、残りを交付金でまかなえば、市は持ち出しナシという誘惑には勝てず、導入になったのです。
問題は、これ1回きりの予算で、あと各クラスに計画的に入れようなどという見通しはありません。中学校にも配備ナシで、中途半端なものになりそうです。
私は「もし入札で安くなったら、その分台数を増やして中学校10校にも入れる努力を」と注文をつけました。

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