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第2回「一日派遣村」を開きました【09.07.10】
ホームレス状態の人も2人、10人が相談に
6月に続いて、7月8日に第2回「一日派遣村・何でも相談会」を、神戸コミュニティセンターで行ないました。今回も開始と同時に相談者が訪れ、夕方までに10人の相談がありました。依然として「派遣切り」がすすんでいること、また雇用保険が切れるなど、生活に行き詰まっている人が多く出ていることが分かりました。
ホームレス状態の人が2人、ひとりは車の中で寝ていた、ひとりは神戸公園で寝ていたとのこと。アパートに入る金は何とかなっても、保証人がいないので入れない、という人も前回から多くなっています。
生活保護の窓口に3人いちどに申請に行き、私が同行して横から世話を焼きましたが、こんな経験は初めてです。市の担当はそれぞれの人にきちんと対応していただき、全員見通しがつきました。
鈴鹿の党事務所を仮の住まいにして、各種手続きやアパート探しをしてもらいますが、3月ごろから事務所は入れ替わり立ち代わり「住人」ができて、まさに「駆け込み寺」となっています。
「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、「住まい」の方が大事だ、人間の生活の基本は「家」だと痛感します。たまたま相談会のビラを見た人だけしか、救援できていません。他にも多くの「ホームレス」の人が、市内あちこちにに居るのではないか、と思うと気が晴れません。
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