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衆議院選挙公開討論会が行なわれました【09.07.26】

三重2区4候補が政見を述べる

2009年衆議院選挙公開討論会の舞台24日、鈴鹿市民会館で「2009年衆議院選挙公開討論会」が開かれました。鈴鹿・亀山・四日市の青年会議所が共催したもので、500人の参加者があり、立候補を予定している4人が勢ぞろいして、2時間の討論が繰り広げられました。児玉克哉三重大教授が出すテーマにそれぞれが答える方式で、各政党・候補者の違いもよく分かりました。
日本共産党の中野たけし氏は、国民の暮らしと権利を守るルールを社会の土台に」「大企業に雇用を守る社会的責任を果たさせる」「弱者にいちばん重いのが消費税で、福祉の財源にするのは間違い」と述べました。

大企業の責任をはっきり言ったのは中野氏だけ

わが田んぼの稲に穂が出ました自民党の鈴木英敬氏は、「古い政治から新しい政治へ」「世代交代」を強調しましたが、自民党がすすめてきた政治の問題点は他人事のような言い方に聞こえました。
民主党の中川正春氏は自民党から飛び出して日本新党、新進党に参加してきた経歴を述べ、「2大政党による政権交替」を強調しました。子ども手当てや7万円最低保障年金などを打ち出しましたが、財源として消費税を「次の選挙の争点に」と述べました。
宗教団体から出る「幸福実現党」の萩都志子氏は、「北朝鮮へ先制攻撃すべき、自衛隊強化」「消費税廃止など大減税」「人口を3億人にする」などと、独自の見解を述べました。
聞いていて感じたのは、自民と民主の違いがあまりないこと、特に鈴木氏が新人であり自民党のマニフェストに無いようなことまで言って支持を集めようとする姿勢が見られること、幸福実現党が異常に右翼的な性質を持っていること、です。
共産党の中野氏は、他の3人が触れようとしない「大企業の社会的責任」を正面から突き、「ヨーロッパ並みのルールある経済社会」を日本に作ろうと述べた点が、いちばん大きな違いでした。

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