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議会「日当」3000円を廃止、交通費実費支給に【10.03.27】

自宅から市役所まで、1キロ37円の車代になる

ミツマタの花26日に3月議会が閉会しました。この議会で党市議団は、国保税の10%引き上げに反対して、本会議・委員会でがんばりましたが、賛成多数で可決となりました。「国保をよくする会」の皆さんも、署名運動や議員訪問などをすすめ、その結果、議案採決時には、6人が反対の態度表明をしました。反対したのは共産党の2名、無所属の1名、市政研(6名)の3名です。議場外では「本当はみんな反対したいんや」「川岸市長のやり方はスジが通ってない」などの声がありました。
また、この最終日に、議員が議会の会議に出席すると1日3000円支給する「費用弁償」の制度を改めて、交通費として1`37円の実費支給にする条例改正が議決されました。4月から施行されます。例えば、私の自宅から市役所まで約10`ですから、片道370円、往復740円となります。市役所のある神戸にいる議員は、ゼロとなります。

県下で最後まで残るとまずいと、急きょ決める

チューリップが鮮やかに咲いていましたこの日当については、私たちは以前から「廃止」を主張してきましたが、多くの会派が存続を主張し、変わらずにきていました。昨年の「議会改革特別委員会」の最初の検討項目を「費用弁償」にして、8月には実費支給に改める具体案まで出来ていましたが、またまたいくつかの会派から異論が出て、委員会では合意に至りませんでした。
今回、急に改正となったのは、残っていた四日市市などが日当をやめることが分かり、鈴鹿市だけが残ったのでは批判がくるとの判断で、議長が各派に働きかけたからです。
「存続」を主張してきた人たちの理由は、「費用弁償は、議員報酬がなかなか上げられないので、それを補うために出来た制度だ」と、都合よく理解していたからですが、これは市民の前で堂々と言えるものではありません。だから今回の改正も、「しぶしぶ」の賛成なのです。
よその市を見て、横並びで鈴鹿市だけが目立つとまずいから、というような消極的なやり方ではなく、おかしいことはすぐに改める、他に先んじて改革を進める、という気構えこそ必要ではないかと思います。ともあれ、一歩前進です。

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