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議会レポート176号を発行しました【10.10.02】

生活保護不正支給事件、収め方も「無責任」

白い彼岸花彼岸花が、平年より10日も遅れて満開になってきました。朝夕の犬の散歩のときの楽しみです。赤い花もいいですが、白もきれいです。一番は赤白がいっしょに咲いている風景です。
さて、9月議会の報告の議会レポート第176号を発行しましたので、どうぞお読み下さい。今回の目玉は、生活保護不正支給事件の返還金に、市職員共済組合から4000万円も入れて、問題を終わらせようという市の姿勢です。外部調査委員会に「ズサンで無責任」と指摘されたこの事件、終わらせ方まで「ズサンで無責任」では、済まされません。

4000万円の財源は、市の補助金ではないのか?

紅白の彩りがきれいな彼岸花この4000万円は、市職員共済組合が持っていた1億6000万円もの積立金から出すということですが、それでは、この積立金はどこから積み立てたのか、が問題になります。市側の説明では「職員が出した組合費から積み立てたもので、市補助金は入っていない」とのことですが、そのことを証明する資料が何も出されていません。
もともとの積立金の目的は、職員保養所の建て替えや、新庁舎の職員食堂を設置するため、でしたが、どちらも出来なかったので目的を失って、1億6000万円が宙に浮いていたものです。
普通は、このような施設を作るときには、市が費用を出すものです。職員からも一部拠出するとか、運営費は職員共済組合がもつとかしても、1円も市の金が出ないということは考えにくいものです。このへんが灰色のままです。
これから、この問題をさらに調べて、白黒をハッキリさせたいと思います。

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