<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>
6月議会報告、議会レポート182号を発行しました【11.07.01】
末松新市長の初議会、その基本姿勢を問う質問続出
新しい市長と議員になって最初の6月定例会が28日に終了しました。市長提案の議案は、すべて可決されましたが、2人任命する予定だった副市長が1人だけの提案となり、スタートから副市長1人欠員となりました。
共産党市議団としては、末松市長が中学校給食の早期実現に意欲を示し、補正予算にさっそく必要経費を計上したことなどを評価して、全議案に賛成しました。一部の議員(すずか倶楽部のうち4人、無所属1人)が、中学校給食センター予算に反対しました。
私は一般質問で、川岸前市長が実行せずに退任してしまった問題、@生活保護不正事件の処理、A特権的な退職金の見直し、について末松市長はどう考えるか?とただしましたが、市長の答弁は川岸さんと変わらないものでした。
就任間もない末松市長としては、すぐに答えにくい質問だったかとも思いますが、「末松は川岸とどこが違うのか」を象徴する問題であると考えて、あえて質問しました。しかし、隣に前市長の番頭をしていた松原副市長が座っていて、何かと松原氏に聞きながら答弁に立っていたのでは、違う答えは出せなかったのも当然です。松原氏が退任した後の9月議会に、また新たな質問をしてみたいと思います。
詳細は、議会レポート182号をお読みください。
議会の議論は、「政策論争」を中心にすべきだ
一般質問に多くの議員が立った中で、南条雄二議員が末松市長の選挙の得票や、自民党を離れて民主党寄りの立場をとったことなどを追及する質問を、不穏当発言を連発しながら行なったことが、議運や各派代表者会議で問題になりました。
私も質問の中で市長の「政治姿勢」を問いましたが、それは具体的な事案についての見解を求めたものでした。南条議員は、政策ではなく市長の個人的な問題について、過激な言葉で挑発的な発言に終始しました。これは、議会での質問と答弁の範疇を超えてしまったものと言わねばなりません。すぐに自治会連合会の役員の皆さんから議長に対して、抗議の文書が出されたりして、議会としての対応に終われましたが、今後議事録から不穏当な発言を削除することを確認して収めました。
議会での議員の発言は最大限保障されるべきですが、それは常識的なルールに基づいて行なわれなければなりません。そうでなければ、いま国会で毎日やられているような、下らない不毛の議論と同じレベルになってしまいます。「我が鈴鹿市議会は、国会のようなレベルの低い政争はやめようではないか」、と全議員に呼びかけたいと思います。
<< 活動日誌の目次に戻る|印刷用画面 >>