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伊勢市の「おかげバス」を見学に行きました【12.02.19】

市内全域を走るコミュニティバス

17日、森川議員と伊勢市に出かけ、市の運営するコミュニティバス「おかげバス」を調査しました。
市役所で話を聞く前に、１路線に乗ってみようと午前中１時間ほどかけて、始発から終点まで乗車しました。「辻久留・藤里ルート」という路線で、近鉄宇治山田駅から山間部の団地まで回っています。ここは伊勢神宮外宮前のバス停です。観光コースの三重交通・内宮行きのバスには行列が出来ていますが、コミバスは生活路線なので住民が乗ります。

ショッピングセンターの入り口まで行く

バスは「ぎゅーとら」などのショッピングセンターの駐車場の中に入り、入り口の前まで行きます。また、団地の狭い路地もぐるぐる回って、高齢者に少しでも便利なように努力しています。バス停も小まめに設置されていて、１分きざみで止まります。この便には私たちを除いてのべ10人が乗りました。

「デマンドバス」も運行をはじめる

市役所の交通政策課の課長さんたちに話を伺いました。全体の費用は１億円ほどで９路線を運行しているとのことでした。そのうち、あまり乗客の多くない３コースについては、今年から「デマンド方式」に変更しています。コースと時間、乗り降りするバス停、人数などを１時間前に予約すれば、その便でタクシー車両が行く方式で、予約がなければ走らないというものです。料金はバスと同じく200円、高齢者と子どもは100円です。
運行しながら住民の意見を細かく聞き、つねに改善の努力をしている姿勢は評価できます。鈴鹿のＣバスの拡大にも、大いに参考になる点がありました。

消費税10％増税ストップ！

18日、市議団で消費税増税に反対する宣伝活動を行ないました。市内東部から南部にかけて宣伝カーで回り、７ヶ所の街頭から訴えました。とても寒い日でしたが、しっかり防寒をしてマイクをにぎりました。

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