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原発ノー!首相官邸前行動【12.10.9】

5日夜の行動に参加しました

官邸前行動の参加者5日の金曜日午後、妻と2人で関西線、東海道新幹線で東京に出かけました。いくつかの目的をもった東京行きでしたが、この日は、毎週金曜日に行なわれている首相官邸前抗議行動に参加しました。
夕方6時前、地下鉄を降りて地上に出るともう暗くなっています。首相官邸を探しながら歩いていると、警官が「集会参加の方ですか?この道を渡って下さい」と親切に案内してくれました。官邸前ではもう行動が始まっていて、「原発やめろ、再稼動反対、大間つくるな、子どもを守れ」のコールや太鼓に合わせて参加者が唱和しています。歩道の幅半分くらいにロープを張ってその中に参加者の列が続いているので、空いている場所を探してずうっと先の方に行きました。
参加者はそれぞれにゼッケンやプラカード、のぼりなどをかかげて、またドラムや拍子木、ギターや笛などを持って、にぎやかにスローガンを唱和しています。前の路上は、多くの自転車がゼッケンやのぼりを付けてグルグル行き交っています。地下鉄の出口からは続々と参加者が上がって来て、遠くの列の端へ進みます。
私たちもその中に交じって、8時まで参加しました。

原発止めさせるまで、毎週つづける行動

自作の十字架を持って歩く参加者8時になると、終わります、ご苦労様でした、とそれぞれが地下鉄駅から帰途に着きます。特別にカッカとするようなこともなく、淡々と集まってめいめいの方法で原発反対をアピールし、時間が来れば淡々と帰っていく、そんな集会でした。あとで新聞を見たら、この日は3万5千人集まったとのことですが、自分が立っていた周辺しか見えないので、全体状況はよく分かりませんでした。
これを毎週、暑かった夏も、これから寒くなっていく中でも続けていく、そして多くの市民が毎回たくさん参加している、ということに感動しました。「烏合の衆」などと言う評論家もいますが、参加する市民は一人一人が自分の意思をもって主体的に集まっているのです。それが今、日本の政治・社会を動かし変えていく大きな力になりつつあります。この行動が東京から全国に広がっています。

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