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住宅リフォーム助成事業の見直しを申し入れ【12.10.16】

まったく助成申請が増えないのは、たった5万円だから

東京駅の復元されたドームの内部本日、鈴鹿市議団は末松市長に対して、以下の申し入れをしました。よその市では大評判の助成制度が、鈴鹿市では市民からソッポを向かれている現状を直視し、直ちに見直しをすることを求めたものです。

住宅リフォーム助成事業についての申し入れ

 本年度実施されている「緊急経済対策住宅リフォーム促進事業」補助金について、早急な見直し・改善を求めます。
(1)9月末の補助金交付決定額は、7,891,000円、決定件数は181件とのことですが、これは当初予算で予定した600件、3000万円に対して件数で30%、金額で26.3%にすぎません。
(2)6月議会での産業振興部長答弁では、5月末で申し込み件数169件、補助金希望額7,601,000円とされていましたが、7月から2次募集をした結果は、ほとんど実績が上がっていない状態となっています。
(3)この状態のままで11月末の受付期限を迎えても、なんら事態は変わらないと考えられます。市民のニーズがないのではありません。亀山市など他市では短期のうちに予算枠をオーバーして、補正予算を組むほどの好評を得ています。
(4)いちばんの原因は、当市が補助金の上限を県下一低い5万円としていることにあると考えられます。そのために、市民の皆さんがリフォームを行なおう、業者の皆さんが仕事を増やそうとする「呼び水」にならず、結果として「経済対策」のカンフル剤になっていないのです。
(5)したがって、今年度の中で現状を打開し、本来の経済対策にふさわしい事業にしていくために、下記の点について見直し・改善を求めます。早急な検討と実行を申し入れるものです。

@補助金の上限を、他市の水準である10万円〜20万円に増額すること。
Aこれまでに交付決定した方については、さかのぼって適用すること。
B改めて制度改定を市民に周知し、今年度から来年度にかけての事業として実施すること。必要な予算措置をすること。

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