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三重県最南端の紀宝町に行きました【13.07.01】
災害ボランティアコーディネーターの現地研修に
30日朝5時に起きて、社会福祉協議会のマイクロバスで紀宝町に出かけました。高速道路を使っても片道4時間かかりました。和歌山県境の熊野川にそって10数キロ上った「浅里地区」、ここは2年前の大水害で浸水、山くずれの被害が大きかったところで、長く「陸の孤島」になりました。町全体で、42日間でのべ5314人のボランティアが入りこの浅里地区も多くのボランティアの力で復旧が進みました。
写真の景色は、地区の集落と田んぼですが、この一面が道路の上の家まで水に浸かったとのことです。いまののどかな風景からは想像もできません。向こうの山は和歌山県側です。
日ごろの訓練や意識づけが大切
紀宝町では、被災した日からただちにボランティアセンターを立ち上げ、県内や県外から来る人たちと、被災地区をつなぐ活動に取りかかりました。人口1万2千人の町に、46人のボランティアコーディネーターがいたことが、活動の推進力になりました。
人口20万人の鈴鹿市に換算すると、766人となります。行政や消防、自主防災などの組織に加えて、これほどのボランティア受け入れ組織があれば、いざというとき役立つということです。勉強になりました。
手作りの「めはり寿司」で昼食でした
大変おいしかったです。
キャンプ場のまえに流れる勇壮な滝
このあたりも洪水で大変な状態だったそうです。
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