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職員削減よりも、市民のためにしっかり働いてもらおう【13.09.15】

9月議会一般質問で「定員適正化計画」ただす

八ヶ岳の横岳の頂上です9月議会で私は、市職員の「定員適正化計画」について質問しました。鈴鹿市は04年から10年間で職員を75人減らすことを目標にし、これまでに60人減らしました。単純に考えれば、人を減らせばそれだけ予算(税金)も減らせたということです。
ではその中身を見てみると、60人減ったのは「正職員」で、職種別では多い順に調理員25人、用務員31人、技能員13人などです。しかしその代わりに、非正規の「嘱託職員」が同数以上に増えていて、現場の人数は減っていないのです。同じように、民間委託になった不燃物リサイクルセンター、水道局の検針・料金業務なども、市職員が減った以上に民間職員が配置されています。
要するに、市役所の仕事で止めたり減らしたりした部署はないが、そこで働く人を正規から非正規に、公務員から民間職員に、つまり低賃金の労働者に置き換えて、「人件費」を減らしたということです。市は今年、あらたな「定員適正化計画」を作ってさらに「正職員」を減らそうとしています。

非正規職員ばかり増えても、市役所は良くならない

津市で開かれた日本高齢者大会7月の参議院選挙でも、増え続ける非正規労働者、若者を使い捨てにするブラック企業が争点の一つでした。公務の分野も例外ではなく、非正規化がどんどん進んでいます。学校でも、非正規の「講師」の先生が沢山います。日本中が非正規の不安定な労働者ばかりになっていけば、安心して暮らせる社会の基盤が崩壊してしまいます。
私は、市職員を減らすことよりも、しっかりと住民のために働いてもらう方が大事だと考えます。福祉・医療・教育・まちづくりなど、住民に奉仕する役割を担って頑張る市役所にしなければ、市民の暮らしは守れないと思うのです。

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