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人間ドックより安い健診の受け方【13.10.27】
自己負担8000円が4600円で済んだ
10月10日、近くの医院で毎年恒例の健康診査を受けました。「特定健診」(別名メタボ健診)で血液、尿、便、心電図などの検査メニューに加えて、胃カメラで胃がん検診、肺がん検診、さらに大腸がん検診、前立腺がん検診と、できるものは全て受けました。結果はすべて異常なしでしたが、胃が荒れているというので「ピロリ菌」検査もしていただきました。
昨年は鈴鹿市国保の「人間ドック」で受け、ほぼ同じメニューで支払った自己負担金は8000円でした。
ところが、今年は「特定健診」プラス各種がん検診というメニューで、自己負担金は4600円で済みました。内訳は特定健診500円、胃がん2200円、大腸がん500円、前立腺がん900円、肺がん500円とのことです。
同じ鈴鹿市が行なう人間ドックより、特定健診プラスがん検診の方が3400円も安くなる!しかも別メニューの前立腺900円を引くと4300円安くなり、半額以下!去年はこれを知らずに人間ドックで受けたので、損した!?ことになります。
鈴鹿市の健診は二重価格だ
実は昨年、私が委員をしている鈴鹿市国民健康保険運営協議会の会議で、「人間ドックの受診率が下がっているではないか?」と質問したのに対して、医師会選出委員の先生が、「特定健診とがん検診を組み合わせた方が半額になるので、受診がそちらに移行しているのです」と答えられたので、初めてそのカラクリが分かったのです。同じような健診で半額なら、だれだって安い方を選びます。
私は「人間ドックの自己負担を引下げるべき」と求めましたが、当局は「ドックと健診の制度が違うので」とのウヤムヤ答弁で終わりました。
鈴鹿市の行政サービスが二重価格になっている、これは絶対に正すべきだと思います。そのままでは、まじめにドックを受けた市民に失礼です。
ところで、ピロリ菌検査の結果が陽性だったので、いま除菌の薬を飲んでいます。1ヶ月後にピロリ菌がいなくなったかが分かるそうで、楽しみにしています。
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